2006-07-14 第164回国会 衆議院 農林水産委員会 第18号
○中川政府参考人 OIEの総会でBSEコードの改正、いろいろなところでございますが、今申し上げたのは、無条件物品のうちの骨なし牛肉に課される条件というところで私は申し上げました。先生が、サーベイランスのところということでありますと、すべての臨床的に疑わしい牛に対する検査を実施する、これはサーベイランスとしてやるということですから、屠畜場での検査ということとは別でございます。
○中川政府参考人 OIEの総会でBSEコードの改正、いろいろなところでございますが、今申し上げたのは、無条件物品のうちの骨なし牛肉に課される条件というところで私は申し上げました。先生が、サーベイランスのところということでありますと、すべての臨床的に疑わしい牛に対する検査を実施する、これはサーベイランスとしてやるということですから、屠畜場での検査ということとは別でございます。
○加治屋義人君 少し角度を変えての質問をさせていただきますが、今春のOIE総会で骨なし牛肉を無条件物品として、月齢による制限や無検査でも貿易を可能とするBSEコード改正が提案されているんですね。 この提案について、科学的な根拠が全く明らかにされていない、あるいは国内の専門家からも強い反対意見が出ている。
当初、事務局から提案がありましたその内容、その提案によりますと、貿易に当たってBSEに関するいかなる条件も要求すべきでない物品、いわゆる無条件物品に骨なし牛肉が追加されるというふうなこと、あるいはカテゴリーの簡素化、その他幾つか大事な改正案が提示をされておったわけでありますけれども、私ども、我が国といたしましては、無条件物品に骨なし牛肉を追加することについてはこのままでは妥当でないということで、BSE
事務局から提案されましたコードの原案では、確かに、輸出国に対しまして骨なし牛肉の場合は特別の条件を要求することができない物品、いわゆる無条件物品というふうにするということで提案をされておりましたけれども、この点については、日本が、問題ありということで、BSE感染牛または感染の疑いのある牛由来でないこと、それから特定危険部位による汚染防止がなされていることといった条件を修正案として強く要請をいたしまして
○山内参考人 いわゆる、条件をつけない、無条件物品として、骨を取った、脱骨した牛肉、特定危険部位を取った上ですが、それはもう条件をつけないといったような提案がなされるということになっておりますが、日本側として、少なくとも私たちもこのリスクコミュニケーション等で意見を出しましたが、例えば、最近日本で、末梢神経に特定危険部位というか、末梢神経でも異常プリオンたんぱくが見つかってくる。
OIEが最近非常におかしなことを言い出していて、骨が除かれている牛肉についてはいかなる条件も要求すべきではないというようなことを言って、かなり大幅にBSEに対する対応を緩和しようという意見があるようですが、我が国はそれに対して、骨が除かれている牛肉を無条件物品に追加することは反対だという立場を、日本としては表明しているようです。
○外口政府参考人 委員御指摘のように、骨なし牛肉について、輸出国のBSEリスクにかかわらず輸入を認める無条件物品に追加する等の内容のOIEのBSEコード改正案について、今月の二十二日から開催されるOIE総会において審議がなされる予定であります。